2018-01-01から1年間の記事一覧

倫理と政経そして国語

早稲田の政経が政経受験を廃止したらしい。東大も慶応も政経受験が不可能というのは周知で、倫理に至っては入試での選択は政経以上に難しく、こういうのがまさしく改革すべき点だ。 ヘーゲルやマルクスを見れば明らかなように、歴史と哲学は同時なのであり、…

明治時代

小学生の頃、この時代がとても好きだった。しかし、私が成長するにつれ、そして、世間で龍馬ブームが起こっていくにつれ、明治というものに非常に懐疑的な気持ちを抱くようになった。 そんな私でも、明治期の本でお気に入りがある。それは、小学生の頃に見た…

フィクションとノンフィクション

芥川賞の選考で『美しい顔』の盗作問題が起こった時、盗作の「盗」という概念が一人歩きをして問題になってしまった。選考委員の考えもさほど本質的な議論とも思えない。 元来、私は小説よりも哲学を愛好しているが故に、フィクションには口を出したくないの…

アニメへの違和感

アニメは、文学や演劇や映画を、皆が思っているほどには超越出来ていないと私は考えている。『この世界の片隅に』はその点素晴らしく、実写の戦争映画をある種、超越した出来栄えであった。 ガンダムにしろニュータイプがやはり頂点に立つというのがいかんせ…

友人から勧めで

友人あるいは先輩がブログをやっていることを、しばしば耳にしており、自分もブログをやってみようということになりました。映画評や読書評をつらつらと書き続けることになりますかね。