2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

倫理と政経そして国語

早稲田の政経が政経受験を廃止したらしい。東大も慶応も政経受験が不可能というのは周知で、倫理に至っては入試での選択は政経以上に難しく、こういうのがまさしく改革すべき点だ。 ヘーゲルやマルクスを見れば明らかなように、歴史と哲学は同時なのであり、…

明治時代

小学生の頃、この時代がとても好きだった。しかし、私が成長するにつれ、そして、世間で龍馬ブームが起こっていくにつれ、明治というものに非常に懐疑的な気持ちを抱くようになった。 そんな私でも、明治期の本でお気に入りがある。それは、小学生の頃に見た…

フィクションとノンフィクション

芥川賞の選考で『美しい顔』の盗作問題が起こった時、盗作の「盗」という概念が一人歩きをして問題になってしまった。選考委員の考えもさほど本質的な議論とも思えない。 元来、私は小説よりも哲学を愛好しているが故に、フィクションには口を出したくないの…