お受験、中学受験...

  受験とはほど遠い世界にいる私は、今でも「受験」という概念についてあれこれ言いたくなってしまう。

 

小学校受験である“お受験”なんて完全に親のエゴでしかないし、小学校から何をさせたいのかよく理解できない。

 

受験問題を載せた電車広告は、もう定番のものになったが、これにもある種のわだかまりを感じる。「幸せとは何か」など抽象的なお題に対して100字で書けとか、条件を読んでとか、何をさせたいのかさっぱり分からない。

 

あんなに受験勉強を強いる空間を作り上げている学校が独創性や幸福を掲げるとは皮肉な話である。